Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第30章 ときめきを貴方と【沖矢昴】
「あ、あぁぁ…っ、んぁぁ…」
「いつもより、よく濡れてますね…」
「っ…し、らない…っ!ああぁっ…!」
「ココも、触ってもないのに膨らんでます」
「あぁっ、あ、あぁ…す、ばるさ…んっ…」
たっぷり蜜を蓄えた指の腹で、秘芽をゆっくりと撫で回される。一緒に乳首も強めに食まれて、脚がガクガク震え出す……もう体勢を保ってるのがやっとで……昴さんの肩をギュッと掴んでしがみつく……
多分、このまますぐにイってしまうだろう。
「あっあ、あぁ…だめ…あ、あぁっ、ああぁ…い、きそ…あっあぁ…」
「可愛い…ですが…………駄目です」
「っぁ…っぇ…!…い、や……やっ…」
昇り詰める一歩手前でピタリと止んでしまった愛撫……思わず昴さんの手を掴んで自分の秘部へ近付け、自ら腰を寄せる。
クチュっと音を立ててソコが触れ合えば、勝手に悦いように動く自分の身体。
「あぁぁ…昴さん…んぁっ…もっと、して…っ」
「ですから………駄目だと、言ったでしょう」
「あっ…やだっ……!」
彼の手は離れ、両腕もろとも身体を強く抱き締められて、快感はおろか、身動きすら取れなくなる。
いつもだったらすぐにイかせてもらえるのに…なんで今日はこんな意地悪するんだろ…
昴さんだって…もうあんなに大きくしてるくせに。
……ふと、ソレで貫かれる瞬間が頭を過ぎり。どうしようもなく身体が疼いて堪らなくなってきた。
「今日はたっぷりさんを可愛がると決めたんですから…」
「なんで…?…っ…だったら…わたし、も、したい…」
昴さんの腕の力が一瞬弱まったのを見計らって、ソファから下りる。ちょっとフラつきながらもそのまま床に膝をついて、昴さんの腰のベルトに手を掛け、外していく……
「…さん?」
「いいから……動かないで、ください……」
前を開いて、おそるおそる下着を引っ張り、彼の熱いソレを取り出そうとする。自分から進んでこんなことするのは初めてだ。
飛び出るように目の前に現れた、手を添えずとも上を向くソレがなんだか愛おしくて…
顔を近付け、先っぽにキスした。