Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第28章 手作りスイーツに下心【安室透】
可愛く果てたさんを、身体を起こし見下ろす。息を荒げながら未だに震えてヒクヒクしてて…可愛い。
覆い被さって唇にキスしようとしたら、弱々しく伸びてきた腕に抱き締められて。虚ろな瞳がコチラを見上げてくる。
あまりの可愛さに理性も余裕も吹っ飛びそうになりながら噛み付くように唇を合わせた。
「んぅ…っ!あむ、ろ、さん…っ」
「可愛いにも、程があるだろ、っ、ああ…」
「あ…っ、ぇ…っと、っぁ…!」
気付けば自身の欲望の先がさんのソコに触れていた。熱い泥濘の感触が気持ち良くて情けない溜め息が漏れる。
ソレは彼女の秘部の溝を擦りながら今にも挿入りそうな所で辛うじて踏み留まっている状態…これ以上我慢なんて出来そうにない……
「挿れ、ますよ…」
「っぇ、ま…って、ぁ…ん!」
「少し…力、抜いて……っ」
「…っは、ぁ…っ!ああぁっ!」
狭い入り口に押し入って…なんとか先の部分を埋めたらもう止まれなくて一気に奥まで押し込んだ。
柔らかな熱い壁にぴったりと包まれる……
「す、ごい…お、っき、ぃ……」
「……何から何まで…貴女は……っ」
「っ…ぁ、あ…」
嫌な事は全て吹き飛び忘れてしまうくらいのとびきりの夜を…とか、記憶の全てを僕で埋め尽くせたら…とか……色々思ってた筈なのに、そんなことはいつの間にか頭の隅の隅に追いやられている。
目の前のさんに夢中すぎて、冷静な思考が全く働かない。
「ああぁっ!あっ、んあぁ…あぁっ」
「感じてるさん…っ、ほんとに可愛い…」
「っあ!あぁっ…や、ぁあ…は、げしっ…あっ」
「ゴメン…っ、止まれない…でも、キモチイイんでしょ?、ココ…もうすっごいけど…」
「ぁああ…あ、ぁああ…こん、なの…おか、しく、なっ、ちゃ…っああ!」
奥目掛けて激しく腰を打ち付け続ける。蜜でグチャグチャのソコは絡み付いてきては絶妙に締め付けてくる。堪らない。最高だ……
さんもおかしくなってしまえばいい。僕なんてとっくにおかしくなってる。