Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第27章 一家勢揃!秘境の温泉宿【赤井秀一】
下から激しく突き上げられる度にお腹の奥から指先まで快感が走って全部が気持よくって、秀一さんに合わせるように動く腰がもう自分でも止められない。
大きな声を上げてしまってるのも、酷く濡れてしまってるのも……分かってはいるけど、気にしてる余裕もないくらい……
「あっ、あぁ……きもち、きもちい……あぁっ!ああぁ……」
「っ……凄いな……下まで垂れてきたぞ……分かるか?……」
「やっ…ああぁ……言わ、ないで……っあぁ、あぁっ!」
「自分から…そんなに腰を動かして……」
「っあぁぁ…あ、ぁ……かってに、なるの…っ、あ、あぁ……」
だけど指摘されるとやっぱり恥ずかしい。顔から頭から何もかもが更に熱くなってきた気がする。
お腹の奥がキュウっと疼いて縮んで、秀一さんのカタチをはっきり感じて……これは多分もうすぐダメになる。
秀一さんとふと目が合い、意識せずとも唇が重なって……拙く舌を絡ませ合う。
痺れるような感覚がどんどん膨らんで大きくなっていく。
「んっ…あぁっ!あぁ……も、だめ……っあ、あぁっ」
「イきそう、か……」
「あっ…ああぁ……ん…っぁあ……」
コクコク頷いて、秀一さんにしがみつく。
彼の湿った荒い吐息が耳元に掛かり、身体の芯から震えて。
「ココ…だろ?」
「ああぁっ!そ、れ…や……あぁっ!あぁ……い、く…いく……っ」
いちばん気持ちいい所に向かって何度も突き立てられて、全部が真っ白になってくる。
「ああっ!や、っ、あぁ…あっあ、ああぁ!!!」
「…………っ」
腰と背中を強く抱かれたまま、奥の奥へ勢い良く吐き出される熱い飛沫……何度も吐き出されて……その度に身震いしてしまいそうになって。
暫く抱き合ったまま……ようやく止んだか、と頭の片隅でぼんやり感じていると……
突如テーブルの上の秀一さんのスマホが鳴り出した。着信か。