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Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】

第27章 一家勢揃!秘境の温泉宿【赤井秀一】


「アイツらさえ居なければ……構わんのだろう?」


秀一さんとの距離が一歩ずつ縮まり、座っている椅子の左右の肘掛けにそれぞれ腕をつかれて、完全に退路を絶たれた。

徐々に近付いてくる彼の瞳から、目が逸らせなくて……

そのままキスを受け入れてしまえば、もう、きっと、後には引けないだろう……


舌を絡め取られ、吸われて、優しく扱かれて……だんだん頭の中がボヤケてきて溶けてしまいそう……

首すじも、うなじも、鎖骨の下も……もう身体中、どこを撫でられたってゾクゾクして気持ちがいい。

この狭い空間に漂う甘い空気に……酔ったように思考が侵されて。

秀一さんの低い声が耳から入ってくるだけで、腰が砕けそう……

ほんの少し乳首を擦られるだけで、軽く達してしまったんじゃないかってくらい過剰に反応してしまう。


「あっ……あぁぁ、っ……」

「もう抵抗はしないのか……?」

「……っ、言ったって、止めてくれない、でしょ……?」

「……よく分かってるじゃないか」


愉しそうに口角を上げた秀一さん……その唇がまた自分のと重なって、ゆっくりと口内を舌に動き回られ……それが離れた時には、もう骨まで柔らかくなってしまったようにふにゃりと身体が椅子に沈む。


「んぁ……っ、ぁっ……ぁ……」

「……もうこんなに濡らしてるのか……いつから期待してた」

「だって、っ……あっ……」


わたしの耳の縁を唇で食みながら、浴衣の裾を捲って脚の間に秀一さんの手が滑り込んでくる。下着の上から手で秘部を押さえ付けられると……じわりとソコで蜜が広がったのが分かった。


「触って欲しそうだな……腰が揺れている」

「ん……は、ぁ……っ、さ、さわって……ほし、ぃ……っ」


声を出さず、嬉しそうに笑う秀一さん……下着に手が掛かり、腰を浮かせばスルリと小さな布は脚の先へと下ろされる。

急に両脚を持たれて、何かと思えば椅子の端と端にかかとを乗せられて。これでは嫌でも正面からアソコは丸見えだ。


その場にしゃがみ込んだ秀一さんがソコに顔を近付けてくる……恥ずかしいのももちろんあるけど……早く、触れて欲しくて、もう身体が熱くて仕方ない……
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