Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第23章 It's SHOW TIME!【黒羽快斗ルート】
荒い息を吐きながら、快斗が倒れてくる。乱れた前髪を払われて、小さくキスをされて、ピッタリと重なり合う。
「ー……すげーよかった……最高……」
「……うん……すっごかった……」
「……もー超可愛いんだもん……もっかいする?」
「っ……!?」
快斗の手が乳房をさわさわと触ってくる……
あんなのを、もう一回するの……?
冷め始めていた身体の奥が、またジワジワと熱を持ち出して……キスを繰り返される内に、すっかり私もそんな気になってきてしまって。快斗の背中に腕を回して夢中で唇を合わせた。
さっきよりも長く、じっくりと繋がって……また最後は一緒に昇り詰めて……
ようやく落ち着いた頃には、もう動きたくなくて、クタクタだ……
なのに快斗は「さーて特訓すっかー!」なんて言ってるんだし……なんでそんなに元気なのか。
「ちょっと待ってよ……私まだ無理……」
「……動けなくなるくらいよかった?」
「……そういうことでいいから!でももう次は!……エッチは、特訓してからじゃないと、ダメ……」
「えー……どーしてもシたい時は?特訓に集中できねーくらいシたい時は?」
「……なんかダメって決めても意味ない気がしてきた」
また特訓前だろうが快斗に誘われたら……きっと流されちゃうんだろうな、って……簡単に想像がついた自分に情けなくなる。
「別にシたい時にすりゃいーじゃん……な?」
快斗の子供みたいな拗ねたような顔と声がすごく好き。可愛いくて……許してしまいたくなる。
勿論笑ってる快斗も好きだし、真剣な顔も、さっきまでみたいな……すごく男っぽい快斗も……好き。
いつの間にこんなに……好きになってたんだろう。
END
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