Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第19章 飛び越えてしまった【萩原研二】
これでもか、って程胸の先を弄られて、気付けばもう頭の中は夢見心地……いや、もしかしたらこれって夢なのかもしれない。ある筈の無いことが、今夜は起こりすぎてる。
ハギの手がお腹や腰を撫でてきて、ついに下の服まで脱がしにかかる。
残すは小さな下着一枚になってしまい、両膝を立てられ、脚が開かれていく。恥ずかしいとは思う、けど、脚を閉じる力も入らない。
「やっぱは異常じゃねぇよ、ちゃーんと濡れてるわ。ココ……」
「……ほんと?」
「ほんと。ほら……分かる?」
「え……すごい」
布の上から秘部を押さえられれば、明らかに湿って、と言うよりも、しっかり濡れた感触が肌に伝わる。こんなのも初めてだ。
私の下着……大丈夫か?
「コレ脱ぎたい……」
「もっと可愛く言ってくれたら脱がしてあげる」
「……可愛く?」
「そう。超可愛くね」
なんで下着一枚でこんなことになるのだ。でもハギがあんまり愉しそうな顔をしてるから。まあ、いいのか……
「ハギ……ねえ、早く脱がせて……?おねがい……」
「お……なかなかやるじゃないの」
やっと下着が脱がされていく。でも焦れったいくらいその動きはゆっくり。
「濡れすぎ。糸引いてる……」
「ちょっと、そーいうこと言わないで……」
「言わせてよ……恥ずかしがる可愛いんだもん」
可愛いとか、そういうのも言わないでほしい……どうしたらいいか、分からなくなる。
下着が脚から抜かれて、また脚を広げられて。じーっとソコを見つめられる……
「ほんとに誰とシても今まで濡れなかった?」
「……うん」
「信じらんねーな……それとも俺が素晴らしすぎんのか」
「ハギは、上手だよ?誰よりも……すごく、きもちいもん……」
「……そか、うん。そりゃ、そうだわな……しかしまあよくこんだけ……」
ソコにハギの指が触れて。ツルツルと表面を撫でてくる。勿論ひとつも痛くない。むしろ……もっと触って欲しくて身体の奥が疼いてくるくらい……