Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第16章 ふたりの蜜月*前編【赤井秀一】
相当に硬さを増している彼に速いテンポで突かれ続けて、また四肢が強ばってきて、震え出す。もう頂上はスグそこだ。上から降ってくる秀一さんの吐息もかなり荒くて……彼も限界は近そう。
「あ、あぁっ!も……しゅ、いち、さ……っ!」
「……イきそう、だな……俺も、ヤバい……っ」
「あっ!あぁっ、ん、あぁ……い、く……いっ……ちゃ、う、あぁっ!!!」
「ああっ、……っ!」
物凄い速さでナカを擦られ、限界に達する。同時に秘部から出ていった秀一さんはわたしの腰やお尻に欲を吐き出す……熱い飛沫を感じて、意識の端でなんだか切なくなる……
今日は所謂妊娠しにくい“安全日”ではない。むしろその逆の、妊娠しやすい時期。ずっと一緒に暮らしてる秀一さんは、わたしのそういう周期も把握してるから、こちらが言わずとも今日みたいな時期に中で出すことは絶対にない。
だけど、もう結婚したんだもん……
突然空っぽになったお腹の奥が、切なく疼いている。
やっぱり、一番奥で秀一さんと繋がったまま達したい。奥でもっと彼の熱を感じたい……なんて自分から言う勇気もないんだけれど……
後編へつづく