Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第15章 歪な感情……憩の場所【ジン】
「あ、あ、あぁ……だ、め……じ、ん……」
「……駄目、駄目と……そんなに、嫌か……」
「あっあぁ……っ!あ、やっ!」
「まあ……今更、止めてやらねえが、な……っ」
「ふ、ぁあっ!あ、あぁっ!やっ、あぁ……」
の腰を掴み、最奥へ向かって激しく抽挿を繰り返す。奥の口へ押し付ける度はひっきりなしに上ずった声を上げて身体を震わせる……
ナカが酷く締まってきたことで、抽挿の度に強烈な感覚が腰から頭へ走る。の身体は反ったまま手脚が強張ってきて……また頂が近いと知らせてきている。
俺もそろそろ限界……か。
「……っ、思いっきり、イけ……」
「あ、あぁっ!だ、め!ジン……っあ!あ、あああぁ……っ!!!」
の腰がガクガク揺れ出し、ナカはこれでもかと絡み付き締め付けてくる。搾り取られるような動きに耐えられず、一気に欲を吐き出す。
突き抜けるような快感が身体中を巡る……
「く、そっ…………っ」
「あ、ぁ……っ……ぁ……」
全てを出し切る頃には、の身体からも強張りが取れ、四肢はダラりと伸び。荒い息だけは繰り返しているものの、死んだように動かなくなる。
「……おい、大丈夫か」
「ん……ジン……わ、たし……っ……初めて、なの……」
「ん……?処女では無いだろう?」
「あの……ナカで……イったの……」
「そうか……どうだった」
「どうって……すごかった……ほんとに……っ」
俺が初めて、か。そいつはなんとも誇らしいような、優越感というか……とにかく気分が良い。
「他には無いのか、経験の無いことは」
「っえ……?……例えば?」
「道具を使うだとか、拘束されるだとか」
「……ない、よ……そんなの……」
「ほう……」
が恥ずかしそうに視線を斜め下へ流す。そんな姿は“可愛い”と思う。これから俺はコイツに“初めて”をいくつ経験させてやれるか……
「愉しみだ。なあ…………」
「うん……?」
END