Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第15章 歪な感情……憩の場所【ジン】
が腕に力なくしがみついてきた。そのままそちらへ引かれるので身体を倒してやれば、彼女の両腕が俺を抱き締めてきた。
しっとりと熱い肌に速い鼓動……心地良い、しかし何時までもこのまま、とはいかない。
すっかり昂っている自身の欲望の先をの腿に擦り付けた瞬間、はピクりと肌を震わせた。
そのままその先を彼女の中心へと向け、熱い泥濘に触れる。背筋をゾクゾクしたモノが走り、不覚にも今度はこちらが震えそうになる。
直ぐにでも全てを埋めてしまいたいのを堪えながら、入口の周りを解すようにして蜜を纏わせていく……
「ジン……っ」
「どうした……」
「ね、え……あっ……」
「煩い、挿れるぞ」
今にも泣き出しそうな声で名を呼ばれ、どうしようもなくその身体を貫きたくなり……一気に奥まで押し入った。
「ああぁっ……!」
「……ッ」
襲ってくる強烈な快感をなんとか断ち切り……の奥を強く抉る。
「あ、あ、あぁ……す、ごい……っああ……」
「……っ、コレか?……イイのか……?」
「っ、あぁっ……あ、あぁ……」
「こう、すると……悦んで、吸い付いてきてるが……」
「っあぁ!あ、あっ、あぁ……っ」
の開いた口が何か言いたげにワナワナ震えている。しかし聞こえてくるのは只喘ぐ声のみ。
「……返事も出来ん程……イイのか……っ」
「あぁ……あ、あっ……ぅ、あぁ……」
背中を反らせ顎を上げ、蕩け切った顔で……がいやらしく身体をくねらせる。まあ、返事など無くても有様を見れば分かることだ。
だがこんな程度まだまだ序の口……
一度入口付近まで引き抜き……再び奥を突けば嬌声が上がり、ナカが絡みつき柔らかい壁に強く締め付けられる……これは相当良い。
しばらくは速度は上げずに抽挿を繰り返していたが……より高みを求め激しく動き出せばもう止められない。
気を張っていないとこちらが持っていかれそうな程の具合の良さ……おまけにの腰も俺の動きに合うように揺れ、またイイ声で啼く……
堪らない。いつまでも味わっていたい……