Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第14章 一日頑張った貴女へ。【安室透】
ときどき小さな水音を立てながら、安室さんの舌は秘部を動き回る。秘芽を吸われると、強い快感から逃れるように腰が大きく揺れる。けど、いつの間にやら彼の腕で押さえ付けられもう逃れられない。
膨れて剥き出しになったソコを執拗に舌先で弄られて、まともに頭が働かなくなってくる……
「あっ!あぁ……だ、め、ぁ、あっ、あぁっ!」
ダメなんて言ってもその愛撫が止む訳もなく。むしろ激しくなるばかり。
彼の身体の下で脚が震え出して、そのまま一気に高みへ昇り詰める。
彼は、多分私の気持ちいい所、全部知ってるんだろう。マッサージ然り、どこをどうすれば私が喜(悦)ぶのか分かってるのだ。
達して惚けた状態でぼんやり安室さんを見上げる。上半身を起こして口元を手の甲で拭う彼は、酷く色っぽい顔をしてる。いつものニコニコした彼とは全く違うこの顔付きに、毎度私がドキドキさせられてることまで、彼は知ってるんだろうか。
私だって安室さんを悦ばせたい。でも前にそう思って彼の身体に跨り攻めの姿勢に転じてみた所、彼は受け身はあまり得意じゃないらしく、やんわりと体勢を翻され、結局私が攻められてばかりで。
「が気持ちよさそうにしてる方が興奮する」んだと。
……そんなので安室さんは満足なんだろうか。
バッチリと目が合って……おそらく乱れてたんだろう前髪を直され、唇が重なる。舌が入り込んでくるのとほぼ同時、秘部の表面を彼の指がなぞり、そのまま指はナカへ入ってきた。
くぐもった声の混じる吐息は安室さんに飲み込まれ。彼の指先は瞬く間に私の好きな所を捉えてジワジワと刺激を送ってくる。
お腹の奥が熱くて……痺れるように疼く。
「んー!っんぁ……っ!」
「ココ……ワザと締めてる?」
「あっ……ちが、う、っあぁ、わか、んないけど……ぁ……っ」
「ふーん?……可愛い……」
唇に小さなキスを落とされ、フッと気が緩んだ瞬間、ナカに埋められる指の数が増えた。ワザとじゃないんだけど、きゅうっとナカが縮まって彼の指を締め付けてるのが自分でも分かる。
「あぁ……っ、あむ、ろさん……んっ!」
また唇が塞がれ、安室さんの指がナカであちこち動く……こうされると奥の方がウズウズしてくる。腰が揺れて、もっと奥に……欲しくなってしまう。