Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第12章 助けて!お巡りさん!【諸伏景光】
名前を呼べば、とろんとした瞳がこちらを向き、が俺の頬に手を伸ばしてきた。
唇に触れるだけのキスをすれば、少し掠れた声で「もう一回・・・」とおねだりされ。
なんだろう、それが無性に可愛くて・・・彼女のナカに埋めたままの自身が再びメキメキと硬度を増し始める。
彼女の「もう一回」はキスのことなんだろうけど。
深く口付けて、舌を絡めて・・・硬くなった自身での奥をグリグリと抉る。
「っ!ヒロくん!?え!ちょ、っと・・・待って、ぁ、あぁ・・・」
「待たない。が可愛いこと言うからだ」
・・・そのまま二回目になだれ込み。
回数を重ねる程に乱れていくにすっかり夢中になって結果最後は彼女をヘトヘトに疲れさせてしまい。
後で見ようって言ってた映画も見ずに、は眠ってしまった。
布団を掛けてやり、追いかけるように俺もその横で眠った。
翌朝目覚めると、冬の割にやたら部屋が温かく感じ。少し身体を動かせば幸せな感触に腕が触れ、記憶がいっぺんに蘇ってくる。
俺は今日は非番で・・・隣の彼女は・・・愛らしい寝顔、まだ寝ているようだ。
思わずを抱き締めて、あともう少し眠ろうと目を閉じる。
「ん・・・っ・・・ぁ・・・」
もしかして起きたか。でも俺は寝てるフリを続ける。
すると、の手がモゾモゾと動き、俺の背中に回って、キュッと抱き着かれる。反射的に、強く抱きしめ返す。
「ヒロくん・・・もしかして起きてた?」
「・・・起きてた」
「もう・・・言ってよー・・・」
「なんで?寝顔も可愛かったぞ」
「っ!!やだ・・・!」
「まあまあ・・・風呂入るか?メシがいい?それとも俺にする?」
「っ・・・、お風呂でお願いします」
「だな、俺らグッチャグチャのまま寝ちゃったしな」
「そういう恥ずかしい事言わないで・・・」
の頬が赤く染まっていく・・・朝から可愛さが半端ない。何なら今からシてもいいんだけど・・・まあ風呂だよな。
一緒に入ったら理性を保つ自信が全く無い為、先にを風呂に入れ、その間に自分のと彼女の服も一緒に放り込み洗濯機を回す。
ウチの洗濯機は乾燥もできるやつだが時間はかかる。乾くまでは俺の部屋着でも着せとけばいいか。