Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第11章 助けて!お巡りさん!【松田陣平】
コイツの頭の中は一体どうなってんのか・・・何考えてんのかサッパリ分からねぇ。
「、この状況わかってんのか?」
「・・・松田さんと、ふたり・・・?」
「そーだ。しかもお前は自分で俺を選んでついてきたんだよな」
「・・・はい」
「なら、今は大人しく俺の言うことをきいておけ」
・・・早速言う通りにしてるのか、は小さく頷き、黙って俺を見上げてくる。
柔らかそうな髪を撫で、指を通す。きちんと手入れしてるのか、手触りの良い綺麗な髪だ。何度かそれを繰り返していると、は肩を竦めて頬を赤らめる。
・・・覚悟は決まったのか?
何も発さない口を再び塞ぎ、唇を割って舌を絡め取り、強く吸うと、から小さく声が上がる。痛みを感じたのか顔をしかめる姿に、身体の芯が震えゾクゾクしてきた。
より深く、もっと深くだ・・・キスを繰り返しながら、華奢な背中を撫で、抱き締めていく。
自分の身体の前面にあたる、弾力のある膨らみ・・・これは・・・嬉しい誤算かもしれない。の背中から手を滑らせ、その部分に手を添えて、柔らかさを確かめるように包む。
「けっこー胸、あんのな・・・」
「や・・・はずかしい」
「んなことない・・・見せてみ?」
「あっ・・・や!」
服の裾を捲り、上へ引っ張り、脱がせてみると。
下着に覆われた豊満な胸が目に飛び込んでくる・・・二つの膨らみの間の深い谷間に顔を寄せ口付けて、無意識に目を閉じていた・・・ふわんとした感触が何とも心地良くて・・・我ながら情けない声が出てしまった。
「松田さん?・・・きもちいいの?」
「・・・すげーいい。でも今から、もっと気持ちいい事すんだけどな」
「・・・っ」
上を見やるとが耳まで赤くして言葉を詰まらせている。柔らかな膨らみにキスをしながら、背中のホックを外し、下着を取り去った。
目の前で白い乳房が揺れる。形も申し分ない、いや、すごく綺麗だ。それを見て自分の下半身が顕著に反応し出したのが分かった。
「・・・」
「あ、あんまり見ないで・・・」
「そりゃ無理だな。でもお前かなり綺麗だぞ」
ソファへ一緒に倒れ込んで、傷ひとつない滑らかな肌を撫で回す。
俺の下で身体を捩るの姿が、なんとも艶かしい。