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あたしはそんなに強くない…。

第7章 天城家の娘として…


?said


正直びっくりした






ふと外のテラスを見ると那茅が1人で平然と立っていたから。

あいつはあの日から1人どんな場所でも怖いはずだ、なのに今あいつは何事も無いように1人立っている。

もう大丈夫とでも思ったのか……



大丈夫なのか…?


気になって、ずっと見ていると那茅が鞄を落とした。


?「!!」


倒れる寸前に走って那茅の身体を抱きかかえた。

わずかだけど…




       那茅の身体が








  ーーー震えていたーーーー






?「安心しろ…俺がついてる」
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