第7章 天城家の娘として…
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ここは父さまが用意したパーティー会場
私は天城家の一人娘、天城家…天城、娘………
両親に迷惑にならないよう、天城家として堂々としろ私。
金持ち共にとって天城家は名の知れた存在であり、それゆえに少しのへまも許されない。この場所で私はもう普段の私ではない。
背筋を伸ばし
右足をほんの少し後ろへ
胸は気持ち上を向け
顎を引き
前を見据える
“天城の人間として、堂々としてなさい”
もう言われなくとも分かり切ったこと…
そんなに追い詰めないで…
鉄「那茅様、」
『ん?どうした?』焦
鉄「考え事でございますか?」
『んぁ…ま、まあな~』いかんいかんこんな事を考えている暇はないんだった汗
鉄「では、私はこの場では付き添うことが出来ませんので…」
『あぁ、わかってるよー!じゃあな』挨拶にでも行こっと
いつもパーティー会場では鉄平はパーティーに来た金持ち共に飲み物を配り歩く……めんどくさそーー、鉄平も大変だなぁ
みたいな感じだ。
よし…私もお仕事としますか( ̄^ ̄)