第6章 入部…金銀・小池、そして執事
鉄「お迎えに上がりました、那茅様」
『ヘイヘーイ』
「「「(え、誰?)」」」
みんな不思議そうに鉄平の方をみてる……
『(ぷっ、何あの顔)』ウケるしww
そんな事を思いながら眺めていると“時間が迫っております”との事でココの更衣室を借りて今日のパーティー衣装に着替えることになった。
鉄「お急ぎ下さい」クスッ
『そうせかすなって!なるべく急ぐから』汗
鉄「良かったです」
『ん?』
鉄「翔葉高校に通っておられる時の那智様、雰囲気がとても明るい。この学を選ばれて本当に正解だと思います」
『あ…ホントか?ありがとう』ニッ
親にも何度も反対された。私がこの学校に入って本当に良かったのか、ただのわがままだったのではないか…今までこの学校を私にとって認めてくれる人なんて存在しないものだと思ってたけど……
鉄平の言ったことが本当なら…
ありがとう。