第4章 部活はやっぱり武道でしょ!!
謙「よし、揃ったな!1年」
その時部活動見学生は4人いて、その中のマネージャー希望は藍だけだった。
謙「あー、とりあえず竹刀もてー。」
銀髪先輩の言葉に3人に竹刀が渡される。
その間3年生の先輩たちは、外でランニングをしていた。今この武道場にいるのは1、2年だけだ。
『なんだこれ…軽いな。』
謙「あぁ、それは1年の体験用なんだ。ごめんなー!今はそれで勘弁な!」焦
?「……これでやれってか、先輩。」ア?
謙「まぁ、今はそれしかないんだ!」すまん。
『(こいつどっかで見た……)金髪野郎……』ぷっ
?「あぁ!?誰が金髪野郎だよ!このチビ!!」
『あー?あたし声にでてたー?すまんすまん!』悪気はねぇんだって、ごめんなー!
?「オレは金髪野郎じゃねぇ!金城蘭治だ!チビ!」フンッ
『(クソッ、あたしのことをチビチビと……)』
気にしてるんだよーー!
コノヤロー!!!!!
『さっ、先輩やりましょうか!』ウフフッ怖
蘭「無視すんじゃねー!」ムカッ
謙「……はい…(天城が黒い…)」震
マネージャー希望の藍と、見学に来ていたもう一人の男子生徒が私の表情を見て固まっているのが少し面白かった。
龍ケ崎先輩の“やってみろー”の合図に連れ、今、1年3人は素振りの体験を行っている。