第8章 記憶
それから学校でも話すようになり名前も呼び捨てできる仲になった。それに、私に対するいじめも無くなった。
あのとき以来碧に歯向かう人がいなくなりむしろ仲良くなって、その時に私をいじめたら次は無いと脅したらしい 笑
良かった…友達もできていじめも無くなった。
全部碧のおかげ。ありがとう。
でも、私の中で1つだけ問題があった。碧が政宗公になったときに「おい、小十郎は何処だ」と聞かれたとき何故かドキッとした。
あれはなんだろう?小十郎と呼ばれて懐かしい感じ、何故か今にでも返事をしたかった。それから小十郎と呼ぱれる片倉景綱を調べた。
それに、碧に渡したあのミサンガ。これで何もかもわかった。自信は無かったけど碧が全て覚えてた。小十郎と呼んでくれた。それで確信。
先に側を離れてしまった。心配だった。
政宗様の右側を誰が守るのか、しっかり守れるのか。
親バカみたいなものでもあった 笑
やっと貴方の側に戻ってこれた。これて安心だ。
また、小十郎と呼んでくれてありがとう。覚えていてくれてありがとう。
また、貴方の背中を守らせてください。