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高嶺に咲く【BTS】

第23章 飾るはデビュー


ジョングクがアメリカに行き、帰って来ると、彼等の
デビュー日が決まった。
2013年6月13日
そして、グループ名は
BTS,방탄소년단(読み:バンタンソニョンダン」
日本語では防弾少年団と読むらしい
シヒョクは彼等の音楽せいや男子7人、女子1人の若者で構成された彼等を見た時、その名を考えた。彼等には
10代・20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」という強い意味を込め
これからも頑張って欲しいとシヒョクは思っている。

グループ名を聞き、彼等は死ぬほど嬉しかった。

やっと、彼女とデビュー出来ると、

すると、彼女が子供のように泣きはじめる。

兄達は何度も見てきた涙だが、
弟達は始めてみる彼女の涙に困惑する。

「あら?サユ…泣いちゃった?」

「まあ、泣き虫だからな……」

「そうですね、多分、この中の誰よりも泣き虫です」

「あははっ…ほら、拭かなきゃ……」

「サユ…ケンチャナ?」

「あわわ、サユ?!泣かないで?」

「あぁ、サユ……泣きすぎだよ」

そんな彼女は彼等を見上げ、兄達からもらったタオルで目を拭いながらに言った。


「オッパ達、グウ…っ…私は幸せですっ……嬉しいですっ…嬉しくてっ涙がとまりません……」

泣く彼女は可愛くて、小さくて、誰よりも仲間思いの子になるはずだ。

彼女の言葉と共に彼等は彼女に抱きついた。

「僕も、サユとデビューできるの嬉しいよ……君に褒められたこの声でオッパは頑張るからね?」

「何時まで、泣いてんだよ……けど、これからも頑張ろうな………俺もお前とデビュー出来て、嬉しいから……」

「サユ?全く、笑った方が、可愛いって言ったじゃん……泣かないで、これからは、君もファンも笑顔にするから…」

「……ありがとう……サユ、これからも、隣にいるからな……最高な花道を歩んで行こう……」

「あ、えっと……サユ、僕も沢山不安だけど、君に会えてよかった。僕もずっと努力するからね……頑張ろう?だから泣かないで」

「サユ!!俺も、ずっと待ってたからとっても嬉しくて…サユ…これからもずっと一緒だよ!!…」


「サユ……頑張ろうね……俺、支えるから」


彼等は華を掴んだ。

華を枯らさぬように、

華を愛していく。

ずっと………
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