第42章 ☆部・活・崩・壊
タチバナさんが連れてきた場所
それは高い崖があるが、その他は何もない広い場所
確かに特訓にはぴったりな場所だ
タチバナ「ホロスコープスにはヴァルゴ以上の存在もいる…。彼らとの戦いに勝利するには…自分1人でフォーゼの力をすべて引き出す強さが必要だ。如月くん…その手で力を掴み…姫を守り…何者をも凌駕する力を…この…命懸けの特訓で…」
弦太郎「を…?」
タチバナ「あぁ…。彼女は守らなければならない…。ホロスコープスには絶対に渡してはならない…」
『え…?』
タチバナ「ホロスコープスの目的が最終段階に近づいた今…彼女は危ない」
賢吾「が危ない…?」
タチバナは壺を出した
弦太郎「つ…壺!?」
タチバナ「そうだ…。私からこの壺を奪い、破壊しろ」
弦太郎「何をやるかと思ったら!そんなん簡単じゃねぇか!おぉぉぉぉ!!」
弦太郎はタチバナに向かって走り出した
プシュー!!!
タチバナは背中に背負っていたジェット機で空に浮かんだ
弦太郎「そんなんアリかよ!!」
タチバナ「変身しても構わん」
《3・2・1》
弦太郎「変身!!」
弦太郎はフォーゼに変身
弦太郎《宇宙キターーー!!》
タチバナ「流星、君はメテオになって如月くんを妨害してくれ。そして姫、君も如月くんの妨害を」
『あ、はいっ』
流星「だが、あなたがM-BUSにいなくて変身認証は?」
タチバナ「大丈夫だ。変身システムはオートにしてある」
弦太郎《構わねぇ!本気で来い!流星!!》
流星「わかった」
『うん』
《メテオ Ready?》
流星「変身!!」
流星はメテオに変身した
そして特訓が始まった
―――――
流星《フゥー…ワタァッ!!》
弦太郎《捕まえてやるぜ!!》
弦太郎は流星を押し退き、崖を上って行く
『オリオン!!』
弦太郎《うわっ!!》
『あ、ごめん…!』
弦太郎《いや!本気で来い!》
ドドドッ!!
崖から鋭いトゲが
弦太郎《うわぁっ!!》
フォーゼはトゲに当たってしまい、地面に落下