第32章 ☆昴・星・王・国
後ろからパワーダイザーが現れた
『大文字先輩…!』
隼《弦太郎、こっちは俺たちに任せとけ》
パワーダイザーの後に続き、美羽、JK、友子が現れた
美羽「早く逃げて!!」
流星以外のライダー部が揃った
フォーゼはスタンパーなどのスイッチを巧みに使い、アリエスを追い込んでいった
そしてオリオンが帰ってきた
『お帰り、オリオン』
オリオン《大変だ!》
『…?』
弦太郎《リミットブレイクでとどめだ!》
フォーゼはマグネットステイツに切り替えた
弦太郎《ライダー超電磁ボンバー!!》
終わった―そう思ったのも束の間、メテオストームが現れた
『え…!?』
メテオ《はぁぁぁぁぁ!!メテオストームパニッシャー!!》
なぜかフォーゼに攻撃
フォーゼは弾き飛ばされた
賢吾「何するんだメテオ!!」
メテオがフォーゼと戦い始める
弦太郎《メテオ!!何でだ!!何で…!!》
メテオ《ダチに関することなら…何でも受け止めるって言ったよな!!!》
痛いほど刺さる流星の声
メテオ《だから受け止めて死んでくれ…!!如月!!》
弦太郎《今やられるわけにはいかねぇ!!》
メテオのリミットブレイクがフォーゼに当たる
弦太郎《うわぁぁぁ!!!》
『ダメ…!やめて…!』
フォーゼはいつもの姿に戻った
そして躊躇しながらも…
ドォンッ…!!!
フォーゼは変身が解け、そのままがっくりと倒れ込む
『弦太郎くん…っ!!』
は弦太郎に駆け寄った
その時、メテオの変身が解けた
流星「!!」
賢吾「朔田…!?」
ユウキ「え…?」
美羽「流星くん…!?」
JK「何で…!」
隼「流星…!」
友子「流星さんが…仮面ライダーメテオ…!?」
弦太郎「流星…」
山田《よくやったね朔田くん。取り引き成立だ》
流星「…俺は山田と手を組んだ…二郎を救うためには…どうしても…アリエスの力が必要なんだ…」
弦太郎「…そうか…話しが繋がった…こうやって本気で戦って…初めてお前と語り合えた気がするよ…流星…」
流星「如月…」
弦太郎「お前のホントの心…ホントの思いが受け止められて…嬉しいぜ……たとえそれが…殺意でも…な…」
弦太郎の手は力なく地面に落ちた
『嫌…!嫌ぁぁぁぁ!!!』