第25章 ☆英・雄・願・望
フォーゼとキッグナスの戦いは続く
キッグナス《私を崇める人間たち、みにくいアヒルの子はさらに増え続け、いずれこの学園を、この街すべてを埋め尽くすだろう》
メテオ《それが…こいつの野望か…!!》
キッグナス《ふっ!!!》
ドカァンドカァンドカァン!!!
弦太郎・メテオ《うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!》
『弦太郎くん!!メテオ!!』
キッグナスは、フォーゼとメテオに派手な一撃を加え、消え去った
『消えた…』
ガクンッ
賢吾「!!」
友子「ちゃん!!」
『大丈夫…』
何か…腰抜けた…
友子「メテオもいない…」
弦太郎《キッグナスめ…!あいつ、一体何者なんだ!》
『(朔田くん…大丈夫かな…)』
―――――
―――翌日・ラビットハッチ―――
美羽「問題はキッグナスの正体ね…」
賢吾「現時点で最も怪しいのは…鳥居崎ミサ」
JK「聞いた話だと彼女、バレエ部ではずっと落ちこぼれだったのに、最近やけに活躍してて…それが、キッグナスの噂が流れ始めた時期と、ぴたり一致してるんスよ」
弦太郎「よし、俺は今からもう1度アヒルの子の会に行く。鳥居崎ミサに会って、直接確めてくる」
ユウキ「あ!!待ってよ弦ちゃん!」
弦太郎とユウキは鳥居崎ミサの元に向かった
美羽「まったく…にこんなケガさせるなんて…」
『私は大丈夫です。でも…』
流星「でも…?」
『鳥居崎ミサからは…スイッチの気配がしなかった…』
賢吾「あの時点ではスイッチを持っていなかった…ということか?」
『…まだ…わからない…』