第21章 ☆超・絶・磁・力
―――ラビットハッチ―――
ラビットハッチの中は騒がしかった
ユウキは自転車に乗り、弦太郎はスケボー
『ホント…楽しいや…』
JK「姫、ホントに大丈夫ッスか?」
『大丈夫だよ』
JK「ホントッスか~??姫はすぐ無理しますから」
『そんなことないよ~』
ウィーン…
『あ…賢吾くん』
賢吾「井川が体育会で見事トップを取ったそうだ」
「「「「『おぉ~!!』」」」」
賢吾「このメダルはお礼にと言ってくれた」
美羽「あら、隅に置けない。彼女のことはもういいの?」
賢吾「彼女には陸上部がある。俺には…仮面ライダー部がある」
「「「「フゥ~!!!」」」」
『賢吾くんっ』
ギュッ
賢吾「…」
『よかった…』
賢吾「心配をかけたな…」
賢吾はの頭を撫でた
美羽「って、!!10秒以上の抱き締めは許さないわよ!!ま、私はいいけど♪」
JK「そんなのずるいッスよー!」
賢吾は笑った
賢吾は調整室にメダルを飾ろうとした
賢吾「っと…ここはもう俺だけの席じゃない…。私物を飾るのはよくないな…」
弦太郎「なーに言ってる。お前はここが一番だ!」
流星「えぇ、やっぱりスイッチ開発は歌星くんの役目です」
隼「雨降って地、固まる」
ユウキ「3人共また少し認め合えたみたい!」
『そうだね!』
賢吾「朔田の力は認めた。この席はみんなで使うべきだ」
弦太郎「お前こそ、流星の気持ちを素直に受け入れろよ!」
賢吾「そっちこそ!俺の気持ちを汲んだらどうだ!」
弦太郎「何だと!?」
賢吾「何だやんのか!?」
弦太郎「やんのか!?」
『まーた始まったぁ…』
友子「青春の磁力がまた反発…」
流星「はぁ…」