• テキストサイズ

KEEN GUESS BOY.

第2章 独占欲。




「若利と賢二郎はもう寝てるのか」


はは、と獅音くんが笑う。
確かに、寝るの早い。

じゃー電気消すぞー、と声が聞こえて
部屋が暗くなる。
お酒が入ったからか、覚くんが暖かいからか
ポカポカする。いつも以上に眠い。


「ねえゆあちゃん、起きてる?」

「…んー、眠いけど」

「ダメダメ!ダメだよ寝ちゃ〜
ちょっとだけ起きてよーよ!
修学旅行みたいにはしゃごう!」


思わず可愛くて、彼に乗せられる。
ひそひそ、女の子みたいに話をする。

そろそろ皆の寝息が聞こえてきた。


「———ねえ、ゆあちゃん」

/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp