• テキストサイズ

KEEN GUESS BOY.

第2章 独占欲。




「ところで、百瀬と天童って
何で付き合ったの?」


瀬見くんがぶっ込んでくるなんて
思っても見なかった。
酒が入っているからか皆良く喋る。


「ゆあちゃんね〜
最初若利くんのファンだったんだよね」

「え…そうなの?」

「でもね、春高予選決勝戦の俺を見て
惚れちゃったんだって♡
なんだか愛感じるよね〜〜〜♡」

「若利のが絶対まともだったろ!」

「英太くんさっきから失礼。
流石に俺も傷ついちゃうヨ……」


今でも思い出す。
負けたとはいえ、相手のボールを
ドシャットしていく彼。
もちろん牛島くんのファンだった。
けど、それ以上のインパクトがあった。


「天童さんのブロックは凄いですからね」

「賢二郎も〜!俺の事これ以上褒めないで!」

「牛島さんのスパイクのが何倍もかっこいいですけど」


白布くん、だっけ?
お酒が弱いのかすでに顔が真っ赤だ。

/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp