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My Horned Owl Boy vol.2

第12章 甘やかさないで。




お互いに達して、抱き合って。


「幸せ過ぎて死にそう」

「…え゛!?」

「あ」


心で思っていた事が思わず声に漏れていた。
とんでもない声を出した彼の顔は
声に合ってなんとも言えない顔をしていた。


「俺も幸せだけど、死なねーし。
むしろこれからもっと幸せになるし、お前と」


本当に目の前にいる彼は
国語の小テストでピーピー言っていた人なのでしょうか。


「…光太郎、今日、私に告白してくれてありがとう」

「実はさ、もっと早く言いたかったんだけど
大会もあったしバタついたから」

「……私も同じこと考えたよ」


それを聞いた彼は満面の笑み。
明日からはまた普通の部活に戻る。
春高バレーに向けてのメニューにはなると思うけど…

まずは、彼らのために何か出来ればいいな。
そう思いながら、一先ず今日は目を閉じる事にした。

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