第4章 断捨離。
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木兎のRINEを教えてもらってから
ほぼ毎日の様に他愛のない事を
連絡しあってる。
せいで、どうしようもない連絡も
目に入ってしまう罠。
「また木兎ー?」
「…ううん、男」
「まおはモテるからね。
でも、最近多くないー?心配ー」
「大丈夫でしょ、ありがと雪絵ちゃん」
–また木兎?–
だって。胸が高鳴る質問だった。
どうでもいい奴らから連絡さえ来なければ。
『国語の小テストってどうしたら点数取れんの?』
私の意中の彼はかわいいメッセージしか
寄越さないからか、余計比べてしまう。
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