第11章 珪線石の足音
「んで、これは外していいの?」
『さっきからなんでそんな見えてるの』
「暗闇で目が使いもんにならなきゃ任務に支障が出るだろうが。可愛らしい蝶々のレース付きのところ悪いが、俺はそろそろリアちゃん可愛がんなくちゃならないからなぁ」
『なんでそこまで見え……ぁ、ゆ、ゆっくりしてくださ………そ、それそんなに見てて楽しいの』
できるだけ怖がらせないように下着を取り払ってから、程よく膨らんだ彼女の胸に感動した。
「なあ、なんでそんなに自信無ぇの?こんなに可愛いのに」
『ッ!?♡……あっ、か、可愛らしい大きさって意味「ちげぇよ、すごい気持ちいいけど?」ぁ、触っ……中也さんがりあのさわって、ぁ♡』
まだ撫でてるだけなんだけどな、と苦笑するが、いっぱいいっぱいと言わんばかりのリアは可愛らしい。
ていうかこいつ、さっきから目がトびかけて____
『も、イ……ッ、………………、?……なんではなしちゃったの……??』
「リア、おまえちょっと敏感すぎない?」
『だって中也さんがさわってるから』
「あー……うん。……下脱いでおこうか、汚しちまうかもしれねぇし」
『挿れてくれるの……?』
「リアちゃん?????」
『中也さんがお家入れてくれるって、言うから……リアずっといつするのかなって思っ……』
「我慢してたのかよ、辛かったろそれは……あーごめんごめん、俺てっきり試されてんのかと思っ…………リアちゃんー???胸押し付けられたら興奮するから離しなさいね……分かった、触ってやるから」
仕方ねぇな、と下も脱がせていって、ショーツをおろしたところで発覚した。
こいつめちゃくちゃ濡れてやがる。
「……おまえ、これつらかったろ。いつから?」
てっきり甘えてるからだと思っていたが、やけに俺にひっついて離れないし……敏感すぎるのも気にはなっていた。
『なにが……?』
「何か、飲まされたりした?」
『へ……うん?…………いつもだよ?』
いつもというのは引っかかるが、今はいい。
「身体熱い?どんな感じだ」
『おなかがせつなくて』
この辺?と子宮の上からとん、と軽く手で触れれば、逃がすように腰を捩らせた。
「俺が相手でもいい?……あ、もちろん最後まではしないけど」
『中也さんなら何してもいい』
「よーしわかった、もうちょっとだけ我慢してろリアちゃん」