• テキストサイズ

刀剣純情伝 《刀剣乱舞/短編集/R18》

第24章 歪んだ愛は、それでも一途 〔へし切長谷部/R18〕


主の蕩け切った顔と聞いた事の無い俺を求める声に、俺は腰を押し込める。

「だめ…っ、も…イ…キそ…っ」

主がよがり、達しそうになるところで、俺はわざと自分の淫茎を抜いた。

「…あっ…どう…して…」

イク直前で刺激がなくなったものだから、主は涙目で俺を見上げて訴える。

「はせ、べ…さ…っ、ど、して…」

俺は目にかかった前髪を掻き上げつつ言う。

「…雅…俺が欲しいですか…?」

主は羞恥に頬を震わせて、それでも答える。

「…ほっ…欲し…い…ちょ、だ、い…焦らさ…ない、で…っ」

主が俺を欲していると、懇願する主の表情に煽られる。

「…厭らしい雅ですね…では…」

俺は滾ったままのものを、また、ぐちゅんと主の中へ挿し込む。

「あああっ…いい…っ…」

顔をのけぞらせ、俺に首筋を見せる主が嬌声をあげる。

俺を欲しがり、俺を呑み込む主の中は、あくまで熱くて俺にねっとりとまとわりつく。

「…おく…ぅ…きてぇ…イキ、たい、の…っ…」

自らの欲望を懇願する主に、俺は主の奥へと腰を動かす。
/ 790ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp