第4章 ぐらぐらア~ン
松「…なにスネてんの?」
櫻「さぁ…?」
二「お腹空き過ぎてネジ飛んだんじゃないの~?」
そんなんじゃねえやいっ!自分ら、胸に手を当てて聞いてみろぃ!!へんっ!!
松「どしたのリーダー。ホラホラ、いい匂いしてきたよ~?隣からホラ~♪」
大「…」
…クンクン…確かに。空腹にしみるニオイが…クンクンクン…
櫻「…やめて。恥ずかしいから」
大「っ」
あ、危ない危ない。こんなんじゃ誤魔化されねぇぞ、俺は!…ちょっと危なかったけどっ。(だってマジ腹減ってるしっ)
相「ん~と。ど~すっかなぁ、オレ…。冷麺も食いたいし、こっちのオススメも気になるし…」
二「おまえどんだけ食うつもりなの?」
相「あ。ねえ。リーダーさ、俺取ったのちょっとずつ食べる?量そんな食えないでしょ」
大「…。…ウン」
ぐらり
相「よっしゃ。じゃ~俺、コレも追加で♪」
松「じゃ、適当に頼んでくか。リーダー、米も食う?」
大「…食う」
ぐらぐらり
櫻「ハイ智くん。キムチ好きだよね」
大「スキ」
ぐらぐらぐら
二「あ~あ~あ~…。ホラ、こここぼしてるって。まったく。赤ちゃんか?」
大「赤ちゃんデス♪」
ぐらぐらぐらぐら…
櫻「あああ~!そこは是が非でも『バブ』と言って欲しかった…」
松「あれ。オンエア観たけど、超ウケた(笑)」
相「可愛かったよね?ベイビー翔ちゃん」
櫻「バブ(そう?)」
松・相「あはははっ!」
二「翔ちゃんのはキャラだけど、この人のはこれでガチですからね。…うわ、ま~たこぼしたよ。言ってるそばからも~」
大「むぐ…っ」
二「あ~あ~あ~。コレ絶対シミになるだろ?何やってんのよホントに」
トントンとニノがおしぼりで拭いてくれてる…。
…なんだなんだ。やたらみんな優しいぞ?キムチもゴハンも肉もお酒もうめぇし、やたら楽しい空気だぞ??
ヤ、ヤバイ。なんか。決心がぐらぐらと…