第7章 女子力ある男の人っているよね…女子ってなんだろう(哲学)
「なるちゃん!」
そう言ってばーんと扉を開けるみーくん。
…これ壊したらいくらだろ…←
「あら?みかちゃん、わざわざどうしたの?」
「これ、なるちゃんのやろ?さっき食堂いったときにみつけて届けにきたんや」
「まぁ!いまちょうど探してたの!ありがとう。…ところで…みかちゃんの後ろの女の子は?」
「誉ちゃん言うねん!おれと同じクラスで友達なんや!」
「な!」とこちらに振り返ってくるみーくん。私は「うん」とはいったものの扉の値段について考えていたので内容がよくわからない←
「あら、そうなの?アタシは鳴上嵐よ。気軽にお姉ちゃんって読んでね」
そう言ってウィンクしてくるなるちゃんこと鳴上さん。すっげぇ美人←
「あ、雅楽川誉です。宜しくお願いします。えっと…なるねぇ…?」
流石にお姉ちゃん呼びはちょっとあれなのでなるねぇと言う。
するとピシリと音が出そうな感じで固まる二人。
…え、なんかヤバい地雷でも踏んだ…?
「え、あの…」
怖くなって二人に話し掛けると突然、なるねぇが抱きついてきた。うぉ、むっさ良い匂い←
「んもぅ!なに!?この子!凄く可愛い!本当に妹にしたいわぁ!!」
「んぁ!?あかん!絶対にだめや!!」
こうしてしばらく二人の言い合いは続いた。
その時の夢主
「(あー…今日の夜ご飯はお兄ちゃん特製オムライスが良いなぁ…)」←