第1章 原因究明からしよう!
「リヴァイ!ミケ!またおまえらは私の妻に手を出していたのか!?
許せん!身体が自由になったら覚えておけよ!!」
「うっせーよ、エルヴィン!大体『旦那』の癖に『妻』の
下着も自由に手に入らない関係なんぞ夫婦って言えんのか!?
あ?」
「夜の生活も全力で拒否られる事が多い男が『旦那』面とはな。
はっ!(嘲)」
リヴァイの反論とミケの嘲りを含んだ笑いにエルヴィンの額に
青筋が立つ。
椅子に括り付けられたままでもバトルを開始しそうな勢いで
いると、突然扉が開きが入ってきた。
その顔には静かな激怒振りが表れており、
あまりの恐怖にエルヴィン達一同は押し黙る。
「今から刑を執行する。執行されるだけの事をやったと
思い出せぬなら、そのまま死ね」
絶対零度の表情で言われてしまえば、弁解する気分にも
ならず無言で罰を受ける選択を選んだ。
絶望していると、の後に続いて入室してきた人物達がおり、
その顔触れに4人は驚く。
何とリヴァイ班4人とミケ班の5人、モブリットを筆頭に
ハンジ班4人という面々だ。