第12章 第12話
翔「…ん…ここ…」
目を覚ますとそこは、どうやら病室のようだった
「気がついた?翔…大丈夫?」
横から声が聞こえてそちらに顔を向けると、そこに居たのは母さんだった
俺…帰ったのかな…ここはどっちの世界なんだろう…
翔母「もう…驚いたわよ。病院からあなたが落雷にあったって電話がきた時は…何であなた3回も落雷に遭うのよ。しかも同じ大杉海岸で…」
…えっ3回?俺は2回しか…
翔「…母さん…俺が運ばれた時側に誰かいた?」
俺がそう聞くと、母さんは少し暗い表情をして
翔母「…ええ…モデルの相葉さん、歌手の大野さん、俳優の二宮さんが居たわ…」
モデル…歌手…俳優…やっぱり俺は帰って…
翔「母…さん…同じモデルの松本さんは居なかった…?」
翔母「いいえ、居なかったわよ」
潤くんだけ居なかった…
やっぱり悪い予感は当たってたんだ…
潤くんは俺には会いたくなかったんだ…