第12章 第12話
もしかしたら予報が外れるかもしれない…
雨は降っても雷はないかも…
淡い期待をもちながら翌日になり、空を見上げると…
翔「…こんな時の予報って外れないんだな…」
空は俺の心を写したかのように暗く、今にも雨が降りだしそうだった
雅「…何か言った?翔ちゃん…」
翔「えっ?な、何でもないよ」
皆がスケジュールを調整して一緒に砂浜に来てくれていて、俺がポツリと言った本音が隣にいた相葉ちゃんに聞こえたみたい…
…気を付けなきゃ…潤くんに聞かれたら気を悪くするかも…
でも智さんは何か感じたのか
智「大丈夫だよ翔くん」
そう言って俺の肩をポンっと叩いてきた
…こんな時の智さんってやっぱり『嵐』のリーダーなんだな…って思わされるな…
するとニノくんも
和「大丈夫翔ちゃん…向こうに帰っても俺達がいるから」
翔「ニノくん…」
本当に皆…優しいな…