第10章 第10話
~潤side~
<ピンポーン>
インターフォンが鳴り、モニターで確認するとニノ達がいたのでそのまま部屋まで通した
和「翔ちゃんは?」
潤「…病院に連れていって診察してもらった…今は薬が効いて眠ってる…」
智「酷いのか?」
潤「熱が高かったけど、今は落ち着いてるよ」
雅「そっか…なら良かったけど…」
皆は寝室で眠ってる翔くんを一目見て安心したのか、戻ってソファーに座りこんだので、テーブルにコーヒーを置いて相葉くんの横に腰かけた
和「…ちゃんと翔ちゃんに謝ったの?」
ニノがコーヒーを口に含みながら俺の方に視線だけ向け、それを目の当たりにしたリーダーがちょっと驚いていた
潤「…いや…まだ…」
俺がそう答えると、ニノがコーヒーカップを乱暴にテーブルに置き(今度はそれを見た相葉くんが驚いていた)
和「まだって何!?何で真っ先に謝らないんだよ!」
智「ニノ、静かにしないと翔くんが…」
潤「…逆に翔くんに謝られた…」
和「…は?」