第8章 第8話
潤「1年以上前だけど、俺から翔くんに告白したんだ。最初は『そんな風に見れない』って言われたんだけど、それから1年位アプローチかけて、今度は翔くんから告白されて付き合い出したんだ」
その時翔くんを見ると、驚きで涙も止まったのか目を見開いて俺を見つめていた
潤「だから、この部屋には『翔くん』の物が結構あるんだ。そのマグカップもだけど、今翔くんが着てる服も『翔くん』が使ってた物だよ」
翔「えっ…そ…なの?どうりで潤くんのにしては少し小さいな…って思った…じ…じゃあ潤くん俺とは…」
潤「…だからこそ、翔くんとは一線は越えられない…」
翔「…えっ…」
潤「…俺ね、一つ翔くんに嘘ついた…こっちの『翔くん』は俺の事、テレビとかでは『松潤』って呼んでるけど、普段は『潤』って呼んでたんだ…何でこの事隠したと思う?」
俺の問いかけに、翔くんは顔を左右に振っていた
潤「…翔くんは『翔くん』じゃないから…」
翔「・・・」