第1章 第1話
翔「あの…何か…?」
男①「またまたー…惚けるなよ」
男②「こんな所じゃ何だから向こう行こうぜ」
ウソ!?物好きがいた!
俺が驚いていると、男が1人俺の腕を掴んで砂浜の方に引っ張ろうとしてきた
翔「やっ…やめ…」
男③「震えてるじゃん、カワイソー。大丈夫気持ち良くしてやるからさ」
やだ…怖い…誰か助けて…
恐怖で声も出ず、引きずるように連れて行かれそうになったその時
<ピカッ!>
男①「うわっ!」
突然稲光がはしり、俺の腕を掴んでいた男が驚いて手を離した
今だ!
その隙に俺は腕を振り払いその場から駆け出した
男②「あっ、待て!」
早く…早く逃げなきゃ!
俺は無我夢中で走っていたら…
<ドーーーン!>
翔「うわーーーっ!」
俺のすぐ側に雷が落ち、俺は衝撃で意識を失っていた