• テキストサイズ

別世界の来訪者【気象系BL】

第8章 第8話


俺と翔くんは鞄を受け取り、俺のマンションに帰って来た

…とてもじゃないけど、今の状態の翔くんを一人に出来ないから…

潤「翔くん、今お風呂準備出来たから入って良いよ。着替え用意しておくから」

翔「・・・」

車の中でも何も話さなかったけど、今も何も語らずそのままふらふらと浴室に向かっていった

翔くんの着替えを用意して、出てからすぐ出せるようにコーヒーの準備をしていたら

潤「…あれ?翔くんもう出てきたの?」

いつの間にか出てきた翔くんが立っていた

そして突然俺に抱き付いてきた

潤「えっ…し、翔くんどう…」

翔「…き…」

潤「…え?」

翔「好き…俺潤くんの事好きなんだ…」

潤「翔…くん…」

翔くんは目を潤ませながら俺を見つめ、そして目を閉じて俺の顔に近付いてきた

潤「…ダメだよ…翔くん…」

翔「…潤…くん…」

俺に拒まれた事がショックだったのか、翔くんの瞳からは大粒の涙がポロポロと落ちていた

潤「翔くん、とりあえず座って…俺の話聞いてくれる?」

俺は翔くんをソファーに座らせてキッチンに行った

/ 114ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp