第3章 第3話
潤「あっ、ごめん。こっちの『翔くん』は不器用で裁縫なんて出来ないから驚いて」
翔「う、ううん大丈夫。俺も出来ないから」
…こっちの翔くん…そうだよね…潤くんにとっての『櫻井翔』はただ1人だけ…
潤「裁縫出来ないのに何でデザイナーになろうとしたの?」
翔「え…えっ…と…俺昨日も言ったけど、潤くんがデビューした時からずっとファンで…それで少しでも潤くんに近付きたくて…ファッションデザイナーになって、潤くんに俺がデザインした衣装を着てもらいたかったんだ…」
潤「翔くんの世界での俺ってモデルなんだっけ?」
翔「うん!スッゴい格好良いんだ!ただ立ってるだけでオーラが凄くて、俺の憧れなんだ!」
俺が勢いよく話出したからか、潤くんは一瞬驚いた顔をしていたけど…
潤「そっか…何か俺じゃないのに嬉しいな…」
そう言ってふっ…と微笑んでくれた
どうしよう…潤くんの事ドンドン好きになっていく…