第2章 第2話
潤「で?連絡先は?」
翔「あっ…ごめんなさい。えっと…携帯は…」
俺が近くに置いていた鞄からスマホを取り出すと
雅「あ…翔ちゃんのと同じ…」
和「ねぇ…この人本当に翔ちゃんじゃないの?」
智「…鞄もスマホも翔くんのと同じだ…」
え?そうなの?
…不思議な事もあるんだな…
そう思いながらスマホから居酒屋の電話番号を探したけど…
翔「…あれ?」
潤「どうしたの?」
翔「…バイトの連絡先が消えてる…」
オカシイな…俺誤って消したのかな…
そんな記憶はなかったけど、とりあえず番号をネットから調べて見ようと店名で検索したら…
翔「…え?」
何故か検索出来なかった…
和「…何?出ないの?場所は何処?」
翔「えっと…○○市××町にある『居酒屋ハシモト』…なんですけど…」
俺がそう言うと二宮さんは
和「…何かの間違いじゃない?確かその辺りは住宅街になってて、居酒屋はないハズだけど…」
翔「えっ?」
そんなハズは…