第3章 愛運の結びまで
『貴様から見ると、茉莉花は目の中に入れても痛くない程可愛い妹なんだろうが、、、
あれは、余程貴様達よりもしっかりしている事もあるがな、、、。
ああ見えて、芯は強い女子よ、、、。』
『、、、、、、。
は、、はぁ、、、、、。
そうでございますね、、、。』
と、秀吉が信長に諭されているところに家康が来た。
『失礼します。
家康です。』
『入れ。』
『はい。』
『茉莉花の診察が終わったのか?
思ったより早かったな、、、。』
『ええ、、、、秀吉さん。
まぁ、、終わったと言えば終わったのですが、、、、、。』
そう、言葉の語尾を濁した家康に
『なんだ?
終わっていないのか?』