第3章 愛運の結びまで
『ごもっともでございますね、、。
さぁさ、此のようなところで立ち話など、、、
申し訳ございませんでした。
早速お部屋にご案内させていただきます。』
『ああ、、。』
『お願いします。』
離れに案内してもらいながら、宿の庭や温泉などの説明を受けた。
私達の為に用意をしてある離れには専用の露天風呂もあると話を聞いた。
お茶を飲み一息付いてから、早速露天風呂に入ろうとしたところ、信長が呼び止めた。
『茉莉花どこへ行く?』
『え?露天風呂を頂こうかと、、、』
『ならば、俺も行こう』
『え?、、、
一緒にですか、、、?』
『貴様、この信長を差し置いて一人で露天風呂に行こうなどとは、、、
いい度胸をしておるな、、、』
『い、、、いえ、、、差し置いてなどと、、』
『では、なんだ?』