第2章 運命の歯車 《信長様編》
顔が真っ赤になって来たのがはっきりと分かった茉莉花は、顔を上げられなかった。
それを見た信長は、満足そうに茉莉花の顎を掬い口付けを落とし、茉莉花は、それを素直に受け入れる。
だんだん深くなる口付けに、茉莉花は戸惑い少し顔を逸らそうとしたが、信長はそれを許さない。
茉莉花の後頭に左手を回し、ますます深く貪るような口付けを繰り返し、顎にかかって居た右手はいつのまにか、茉莉花の着物の襟元から滑り込み、膨よかで柔らかな片方の山を捉えて下から掬うように優しく揉みしだいている。
『ん、、、うん、、
の、、、のぶ、、、ながさ、、、ま。
あんっ、、
うふっ、、んん、、。』
『茉莉花、口付けだけで感じておるのか❓』
と、ふっと柔らかく見つめ
『貴様の声は耳に心地よいな。
もっと聞かせろ。』
『ああ、、、、、のぶ、、、な、がさま。
んんっ、、、。』
信長は茉莉花の着物の帯締めを器用に片手で解き、帯をシュルシュルと解き、小袖を脱がせていく、、、。