第3章 メガネの向こうの目
近藤
「伊東先生!!
さんは、
真選組自慢の女中でしてね!
仕事は出来るし、優しいし、顔も良いでしょ?
隊士らに人気があるんですよ!」
「(゜ロ゜)」
(え?近藤さんそれ全部嘘じゃ...)
近藤さんは明るく私の紹介を伊東さんにした。
伊東
「...近藤さん。
女中とは随分とふざ...
いや...まあいいですが..
と言ったか。
精々、隊に迷惑をかけないようにしてくれよ。」
「...あっ...はい(;´д`)」
怒らないといけないところだけど、
私は伊東さんの威圧的な言動に負け
はいとしか返事が出来なかった。
近藤
「いやいやさんも、
立派な仲間だから、
いくら迷惑かけられたって構わないさ!」
「(´・ω・`)!」
(こ...近藤さん(´;人;`)優しっ...)
近藤さんの一言で、
私は目には見えない涙を流した。
伊東
「...(○_○)...」
近藤
「伊東先生も思うところがあると思うが、
まだ屯所生活に慣れてないだろうし、
しばらくを側に置きます!
分からん事があったり、
頼み事は彼女に相談してください。」