第3章 メガネの向こうの目
翌日。
夜勤が明けたので帰ろうと玄関に向かっていると...
山崎
「あっ!さん!
ちょい待った!待った!」
廊下の奥から焦りながら走ってくる
山崎さんに呼び止められてしまった。
(...嫌な予感がするよぉ(;´∀`))
私は立ち止まる。
山崎
「(;´Д`)ハァハァ、
良かった!もう帰っちゃったのかと思ったよ!💦
ちょっと今から俺“に”付き合ってくれないかな?」
「!!(#゜ロ゜ノ)ノえっ!?」
(俺と付き合ってくれないかな?!)
←恥ずかしい聞き間違い
山崎
「そう!今すぐ!ほら!行くよ!!」
“ガシッ”
(ちょ(;´д`)ノ)
山崎さんは私の右手首を強く握り、
走りだした。
「あわわっ(゜〇゜;)?????」
(山崎さん!私を何処へ!!?)
まだ朝早くて隊士さんが疎らな屯所の廊下を
駆けていく。