第2章 おしるこ
すると、
原田さんがやってきた。
原田
「おぅ!頑張ってんな!」
「原田さん(*^^*)
お疲れ様です。おしるこどうですか?」
私は原田さんにも、おしるこを勧める
原田
「...いや、俺は隊士ら全員に行き渡ったらで良い。
それよりさん、それを....」
「?」
原田さんはそれを言いかけたとき、
私の耳元に口を近づけ...
(ちっ、近い💦)
原田
「牢の...山田に....」コソコソ
「ろ...牢?」
更に原田さんはコソコソ話す
原田
「...数日前まで...俺の部下だった奴だ。」
つまり...
私は私なりに“だった”の意味を理解した。
「.....」
原田
「..心配するな、差し入れは許されているさ。」
(だったら原田さんの方が...)
部下だったら尚更、
私より原田さんが差し入れした方が良いと思ったけど..
原田
「ただよ、俺が行ったら...
他の奴らに示しがつかないだろ?
つか、俺より綺麗なさんが持ってった
方が喜ぶに違いねぇーしな。」
「(´・ω・`)..」
原田さんは、
側の障子戸を開け....
廊下の向こうの寒空を見る。
今夜は...冷えている....
牢は外にある粗末な建物だ.....