第7章 糸と糸
原田
「そう騒ぐなって!
なにも“変なこと”しようとか、
そんなんじゃねぇーからァ!」←声が裏返ってる。
(凄く説得力がないよぉ💦)
原田
「二人で快気祝い...
どーせなら景色の良い場所で呑んだ方が良いだろ?
確かこのホテルの位置からして、
夜景がスゲェー綺麗に見えるはずなんだよ」
「(-_-)」
原田
「なんだよ!その顔!!
鏡にうつってんぞ!!」
「!!」
(あっ!本当だw)
私はこれ以上原田さんに抱きしめられていて
顔は原田さんと反対側を向いているから
気付かれないと思っていたけど、
楽園のエントランスが全面鏡張りだから
バレてしまった。
原田
「えと...最上階は空いてっかな....」
お部屋の空き状況が分かる、
電光掲示板を見ている原田さん。
(...原田さん、
どうしてここまで良くしてくれるんだろう..)