第6章 復帰
【原田視点】
原田
「私の快気祝いしてくださいね...
だとぉおよぉ!(ノ≧∇≦)ノ!!!」
さんが居る間はポーカーフェイス気取ってたけど、
いなくなったのを確認して、
俺は、はしゃぎだす。これが本当の俺。
隊士
「もしかして原田隊長、
さんのこと好きなんですか?
ダメダメダメ、原田さんも知ってんでしょ?
さんの例の話...
きっと男なんて嫌いっすよ。
諦めた方が良いですってば。」
結構前に噂になっていた。
高田が自慢気にさんの
屈辱的な写真を持ち歩いていること。
一年前に、“良からぬこと”をしたらしいと
言うことも...
それが彼女の心の傷になっていて、
過呼吸が出てしまうことも。
原田
「あっ、諦めねぇからぁ!!」
陰で苦しんでいたさんの事を
山崎が上に報告したらしが、
だが高田を咎められるほどの証拠はなく、
局長や副長も手出し出来ないと言われたようだ。
隊士
「つーか、よくその顔で...」
原田
「顔は関係ねぇーだろ!!
大事なのはハートなんだよ!ハート!!
あっ、そーいやさんが前に...
俺みたいのが好みだって言ってた気が...」
隊士2人
「なぃないないない(ヾノ・∀・`)(ヾノ・∀・`)」
原田
「なんだテメーら!!」
このハゲ頭を愛してくれるのは、
さんしか居ない。
俺は決めた...
絶対にさんを振り向かせると!