第6章 復帰
アタフタしながらも...
斎藤
「....」
斎藤さんが私の前に立ち、
高田さんの手首を掴んだ。
「( ̄□ ̄;)!!ハァハァ...」
高田
「おっ...終わりだぁああああ!!!
ふぎゃああああああ!!!」
高田さんは頭を振り回し、
暴れている。
斎藤
「....ッ!」
“ドンッ💥”
すると...
「(゜ロ゜;」
斎藤さんが狂った高田さんの首筋を打撃し、
“バサッ”
高田さんは、
髪が乱れたリカちゃん人形のように
床に倒れた。
(髪の毛コワゴワ過ぎだよ高田さん...
トリートメントしようょ(^_^;))
斎藤
「....ふぅ....」
斎藤さんは、
小さいため息をついて
私の事を赤目で見つめると、
斎藤
「......」
「斎藤さん、
ありがとうございました(*´ω`*)ハァハァ..」
高田さんの、
右足首を掴み、
そのまま引きずって喫煙所を出て行ってしまった。
「..ありがとうございました....」
斎藤さんの無言の優しさが、
私の辛い過去を清算してくれた。