第4章 芽生える愛情模様
「わ、私は本当に篠原さんに頼まれただけです💦」
山田
「さてどうかな(-_-)
お前みたいな“天使みたいな顔”した女ってのは、
地球上で一番信じられないからな。」
冷たい牢にぶちこまれた私に、
牢屋の担当として“ぶちこまれる瞬間”に
立ち会っていた山田さんが、
牢の柵越しに私を呆れながら見つめている。
「酷いっ...う”ぅっ....
今にみてて!山崎さんがきっと私を、
ここから連れ出してくれるんだからッ!!
ひぃーん(ノД`)ノ💦」
山田
「は?山崎??
あー、山崎か....
お前...山崎の事、信じてんのか?」
「え?」
山田さんは近くの棚から何かを取り出しながら、
“お前、もう駄目だ”って顔している。
山田
「山崎って言ったら監察だろ?
監察ってのは怪しいと思った奴に、
“仲間のフリ”して近付いて、
牢送りってやつが得意なんだよ。
お前...あー、もう駄目なやつだ。
仕方ねぇ...ほら、これ着とけ。」
“バサッ”
私が入っている牢の中に、
死装束を投げ入れた山田さん。
「(゜ロ゜;ノ)ノ!!?」
(死の宣告!??
そ、そんな!!私は無実だよ!!
伊東さんと篠原さんにハメられただけだよォ!)