第1章 ルミアの能力。
ルミアは、旅団の前にはっきりと姿を現し、ヒソカを呼び出した。ルミアとヒソカは見つめ合い、(新しいオモチャだ)と心の中で同じことを思った。それは、周りの旅団から少し気味の悪いのが増えた。という感情にさせた。
見つめ合ったまま、少し空気が流れた。
先に視線を切ったのはルミアだった。
くるっと、顔を旅団に向け白い髪をふわっとなびかせた。
ルミア「じゃあ、改めまして!私はルミア!よろしくお願いします!!」
改めて挨拶をした、今度は深々とお辞儀もした。
次に何から話そうと、ルミアは少し上を見て首を傾げた。
ルミア「ねぇ、何から話せばいい?」
ウボォー「決まってんだろ!さっきの人影はなんだ!」
マチ「何であんたがゾルディックなんだ!そっちが先だ!」
ウボォー「なんだと!?」
殺気立っているウボォーは今にもマチに拳を振り上げようとしていた。
シズク「ちょっと!団員同士のマジ切れ御法度だよ!」
ウボォー「ちっ!わかってるよ!」
すると、ウボォーがコインを上に弾いた。ピンッ───パシッ
マチ「表」 ウボォー「裏!」
ウボォーが手元を見る。
ウボォー「表だ!」
そういい、また舌打ちをして、座りだした。
ルミア「了解、んじゃ、ゾルディックの話をして、自分の能力の話をすればいいのね!」